「突然親が入院した!」入院となると病状や治療が心配になるものです。
また同時に入院費用の工面、退院後の介護にかかる費用などお金に関する不安も生じてくるのではないでしょうか。
実際に入院1日あたりの費用は約2万円となっており、1ヶ月の入院で約60万円かかる計算となります。
お金に関する不安を少しでも解消するために、ここでは親が突然入院した場合にやるべきことを3つご紹介します。
まずは親の銀行口座を確認
親が入院となった場合、基本的には入院費用は親自身に負担してもらいましょう。
これは介護の場合も同様です。
親の医療費を負担することで、子どもの生活が圧迫されてしまうケースも実際にあります。
そうならないためには、あらかじめ親の預貯金から医療費や介護費を出してもらえるよう話し合っておくことが大切です。
また、親が医療保険に加入している場合は給付金を受け取るためにすぐに保険会社に連絡しましょう。
出費が多い場合は高額療養費制度を活用
高額療養費制度とは、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月で上限額を超えた場合に、その超えた額が支給される制度のことです。
この制度は公的な保険に加入している人は誰でも利用することができます。
上限額は年齢や所得によって異なります。例えば70歳以上・年収約370万円~770万円の人は、窓口負担(3割)が30万円かかる場合、212,570円が高額療養費として支給されます。
また、人工透析などとても高額な治療を長期にわたり継続しなければならないケースにおいては、高額療養費の支給特例が設けられています。
支給を受ける場合は、親が加入している公的医療保険に高額療養費の支給申請書を提出または郵送する必要があります。
退院後の介護について話し合う
退院後に介護が必要となるケースもあるでしょう。誰が主に介護を行うのか、資金はどうするのかだけでなく、親自身が望む介護はどんなものかについても話し合っておきましょう。
介護は長くなることが多いので、公的制度や介護サービスの利用を積極的に利用することをお勧めします。
デイサービスや訪問介護といった介護サービスは、介護保険を利用することで基本的に1割~3割の負担で利用することができます。
また、市町村によっては福祉用具の貸し出しなど独自の事業を行っていることもあるので、一度確認してみると良いでしょう。
まとめ 突然の入院や介護に備えて日頃から話し合っておきましょう
親が突然入院した場合は、病状が心配の中、費用などの準備が必要になります。最も大切なことは元気なうちに入院や介護について話し合っておくことです。
また、話し合いの際には預金通帳や印鑑、キャッシュカードの場所もしっかり確認しておくと焦らずに済みます。
突然の入院は誰にでも起こり得るので、いざという時に備えておきましょう。
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