老人ホームでの生活用品

老人ホームに入居する際は様々な準備が必要になりますが、必要な物と不要な物の違いは意外と分かりにくいのが実状です。

老人ホームは自宅に代わる生活拠点なので、毎日の暮らしの中で何を使うかを正しく把握しなければいけません。

ここでは老人ホームで暮らす際に必要な物の選び方や日々の暮らしで注意する点についてお伝えします。

生活用品は基本的に自分で用意する

着替えは自分で用意するのが基本

老人ホームに入居する際、着替えなどの衣服は自分で用意するのが普通です。
病院の場合は専用の寝間着が使われますが、老人ホームは生活拠点と見なされるのでパジャマや下着などの着替えは自分の物を使います。

着替えを用意している老人ホームもありますが、あくまでも不測の事態に対処するためのスペアとしての扱いなので私物化はできません。

暮らしに便利な物品も自己負担が普通

生活様式によって必要な生活用品は異なりますが、ほとんどの物品は入居者の自己負担で購入します。

老人ホームによっては施設の職員が本人に代わってお店で購入してくれる所もありますが、それでも必要なお金は入居者が出すのが基本です。

小遣いなどの名目で親族から徴収し、老人ホームの責任で管理するケースが多いので入居の際は確認が必須になります。

衛生用品も自己負担が多い

歯磨き用品も自己負担になる

老人ホームは病院と異なり、衛生用品も基本的には入居者が負担します。
食事の後に行う歯磨きも同様で、歯ブラシや歯磨き粉は入居者が購入しなければいけません。

要介護の入居者によっては自分で歯磨きができない人がいますが、そのような場合に用いる専用のデンタルケア用品も入居者が自己負担で購入することになります。

急を要する場合はホームが購入費を立て替えることがありますが、後日に改めてその分を支払う必要があります。

老人ホームにおける個人の持ち物の管理について

老人ホームは基本的に入居者のプライバシーを尊重する所なので、金銭や薬剤、一部の貴重品を除き、個人の持ち物は入居者自身の責任で管理することになります。

食事や歯磨きに使う物品も入居者がそれぞれ、自分の持ち物を管理する形になるので取り違えや紛失には注意しなければいけません。

ホームでの生活に不要な物について

老人ホームでの生活は退屈という先入観から小型テレビやラジオ、書籍などを持ち込む人は少なくありません。

これらの娯楽用品を活用する人がいるのも事実ですが、一度も使わずに放置したままというケースも少なくありません。

老人ホームは複数の入居者と共同生活を営む場なので、退屈に感じる時間はほとんどないのが実状です。

また、外出の機会が少ないことからおしゃれ着も不要と言えるでしょう。
部屋着もボタン止めの物は扱いに手間がかかるので避けるのが賢明です。

まとめ 快適に暮らすことを考慮して持ち物を選ぶ

老人ホームでの暮らしは自宅とほぼ変わりませんが、病院とは異なるので自分でできることは自分で行う必要があります。

衣服の選び方に気を配る他、日用品は基本的に自己負担で用意するのが原則です。

歯磨きに用いるデンタルケア用品など衛生に関する消耗品も自己負担なので、入居の際は必要な数を用意しておきます。
また、娯楽用品は意外と使う機会がないので持ち込みは避けるのが無難でしょう。


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