老人ホームなどの介護施設に入りたいと考えていても、自身が生活保護受給者なので難しいと思う方もいるかもしれません。
こちらでは、生活保護受給者だとしても介護施設へ入居できること、そしてその方法と費用を説明します。
また、入居を考える方に向けて、気をつけなければいけないポイントも紹介するので参考にしてください。
生活保護を受けながら施設への入居は可能
生活保護を受けていたとしても、老人ホームなどの介護施設に入居することは可能です。
積極的に受け入れているところもあるので、介護付きの住まいが必要なときは探してみましょう。
しかし、すべてのところが対応しているわけではないため、希望する介護施設に入れないかもしれません。
もしも、自身の近くで生活保護を受けていても入居できるところを探したいときは、相談できるサービスを利用しましょう。
市町村が用意してくれる介護関連の窓口や地域包括支援センターなど、さまざまなところで相談できるようになっています。
そちらなら各施設によって違う入居方法も説明してくれるので知識がない方も安心です。
入居費用と関連する扶助制度
介護施設に入居するためには、最初に数十万ものお金を支払わなければいけないケースが多いです。
もちろん、それだけではなく毎月利用料を支払う必要があります。
20万円以上の利用料を請求されるケースも珍しくないため、介護施設は決して安いサービスだとはいえません。
しかし、生活保護者の場合は扶助制度を利用することによって、金銭的な負担なく利用できるようになります。
自身の代わりに国が費用を支払ってくれるので安心して住まいを探しましょう。
入居にあたって気をつけること
介護施設に入居しようとしている方が気をつけなければいけないのは、申し込めばすぐに利用できるわけではないということです。
多くのところでは定員に達していて、ある程度待たなければ入居ができないようになっています。
そのため、利用を考えているなら、できる限り早く行動を起こしたほうが賢明でしょう。
そして、専門家の意見を聞くこともとても大切になります。老人ホーム選び自体が難しいのに、そこに生活保護という条件が加わると、さらに入居までの難易度が上がってしまいます。
市町村のサービスの場合は無料で使えることも多いので、しっかりと活用して条件に合った老人ホームを探しましょう。
まとめ 問題なく入居できるので安心しよう
生活保護受給者だからといって、介護施設が利用できないということは決してありません。
ただ、いろいろな制度が絡み合うため、普通の方が利用するよりもハードルは高いといえるでしょう。
介護施設をスムーズに探したいなら、入居方法や費用などあらゆることを相談できる無料のサービスがあるので、まずはそちらの活用から始めましょう。
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