介護施設に入居せず、自宅で介護をしている人に向けたサービスが、在宅介護サービスです。
介護の専門スタッフが自宅を訪問し、そこで様々なケアを行います。
在宅介護サービスで受けることができるケアは、介護サービス計画によって決まります。
自宅で受けることができるケアにはどんな種類や特徴があるか、簡単に説明していきましょう。
訪問型介護サービスの種類は
老人ホームに入居していない人が自宅で受けることができる訪問型介護サービスには、身の回りの世話から健康管理まで様々なケアが含まれています。
ホームヘルパーに依頼できるのは、調理や洗濯などの日常的な家事を行う生活援助と、食事や排せつのサポートを行う身体介護です。
お風呂に入ることが困難な場合は、入浴サービスの利用も可能です。
それ以外に、医師や看護師による健康管理、作業療法士などによるリハビリテーションも自宅で受けることができます。
居宅介護住宅改修費とは一体何か
在宅介護サービスの一つが、介護に適した住宅に改善するための費用をサポートする居宅介護住宅改修費の支給です。
段差解消やスロープの設置、洋式便座への取り換えなど、介護が必要な人が安全に生活するための改修を行う際の費用が支給されます。
支給される費用の上限は、要介護の段階に関わらず20万円です。
車椅子などの福祉用具の貸し出し
歩くことが困難で、日常生活を送るためには車いすや杖が必要という場合は、福祉用具の貸与を受けることができます。
貸与できる福祉用具は車いすや杖、介護用ベッドや床ずれ防止用具、移動用リフトなどです。
貸与する際は、費用の1割を利用者が負担する形となります。
一定以上の所得がある人は、負担割合が増えることもあります。
在宅介護サービス利用の流れ
在宅介護サービスを受けるために必要となるのが、要介護認定です。
市区町村の窓口で要介護認定の申請を行い、職員の訪問や聞き取りなどの調査を受けます。
要介護度が決まれば、地域包括支援センターもしくは都道府県の指定を受けた介護支援事業者に依頼をして、ケアプランの作成を行います。
ケアプラン作成は、全額保険給付となるので費用負担をする必要はありません。
介護サービス計画が完成すれば、プランに合わせた介護サービスが始まります。
まとめ 知っておいて損がない在宅介護サービス
在宅介護サービスを活用すれば、介護の負担を減らすことができるだけでなく、福祉用具の準備や家の改修などの費用負担を減らすことにも繋がります。
しかしこれらのサービスは、存在や利用方法を把握していなければ受けられないものです。
介護が必要になった時に慌てず対応をしたいのなら、在宅介護サービスの種類や利用する流れを学んでおくと良いでしょう。
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