自宅で起きやすい高齢者の事故の具体例と対策法

高齢者の自宅で起こり事故やケガ

自宅にいれば、車やバイクにはねられたり、暴漢に襲われたりする危険はありません。
したがって、自宅は最も安全な場所のはずです。

しかし、身体機能の衰えた高齢者にとっては、危険な箇所が自宅にもいくつか存在します。

また、若い頃は何の問題も無かった食事においても、飲み込む際にリスクが生じます。家庭内で高齢者が起こしやすい事故に関し、具体例と対策法を解説しましょう。

高齢者がケガをすると深刻化しやすい

高齢者は、骨や関節が脆く、転倒事故により骨折など重傷を負うことがあります。
身体機能が低下して、若い頃のように受け身を取れないからです。

転んだ際に咄嗟に手で体を支えきれず、頭や顔を強打することもあるでしょう。
仰向けに転倒すると、後頭部を打って脳にダメージを被るリスクさえ生じうるのです。

自宅で起こりやすい高齢者の転倒や転落の事故

高齢者がケガをする場面は、他人と接触する可能性が高い屋外だけではありません。

自宅でも転倒や転落によりケガをする高齢者が後を絶たないのです。
特に、階段の転落事故が多く、年間600人以上の高齢者が家庭内事故で亡くなっています。

住み慣れた自宅では気が緩んでいるので、どうしても注意が散漫になり、転倒や転落の事故を起こしやすいと言えるでしょう。
2階以上に高齢者が階段で上がる機会を減らす工夫が求められます。

入浴中の溺水や転倒にも注意!

浴室の事故も看過できません。入浴中は高齢者が独りになることから、家族のサポートを得にくく、事故が起こりやすいのです。

浴室の床は濡れていて、高齢者が滑って転倒する恐れがある他、浴槽内で転んで頭を打ち、意識を失って溺水してしまうケースも珍しくありません。

浴室の床や浴槽内に転倒防止用のマットを敷いたり、浴室内に手すりを設けたりするといった対策が必要です。

食事中の窒息・誤嚥は命にかかわる

嚥下機能の衰えた高齢者は、誤嚥のリスクが高まります。
食事中に食べ物が誤って気管に入ってしまい、窒息してしまうのです。

こうしたリスクを回避するには、ゆっくりと噛んで十分に咀嚼してから、お茶や水と一緒に飲み込む訓練が大切です。

本人が飲み込んだと思った後も、さらにもう一度飲み込む動作が必要だと言われています。

できるだけ家族や介護者が高齢者の食事に付き添って、飲み込むタイミングを指導することも必要でしょう。

まとめ 事故防止には家の生活導線や食生活の見直しが不可欠!

高齢者の家庭内事故は、どの家庭でもいつ起きるかわかりません。

高齢者の日常的な動きを把握し、高齢者が辿る導線上の障害物や段差などをチェックして、転倒の原因になる物を取り除きましょう。

また、浴室や階段にも滑り止めマットや手すりを設置することが大切です。誤嚥を起こしやすい食べ物を避け、食事には家族が付き添うといった工夫も欠かせません。
事故対策に力を入れる老人ホームを見学すると、参考になるでしょう。

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