安心した老後を迎えるためにそれまで住んでいた住居を処分して夫婦で老人ホームに入居する選択をする人も少なくありません。
夫婦での老人ホームの入居にはメリットだけでなくデメリットもあるのでしっかりと理解しておくことが大切です。
そこで今回は夫婦で老人ホームに入居するメリットや費用についてわかりやすく解説していきます。
同室可の老人ホームを利用するメリット
夫婦で老人ホームに入居をするメリットの一つが費用の安さです。利用者の中には1つの部屋を複数人で利用する相部屋はプライベートが確保し難いという理由で個室を選択する人も少なくありません。
老人ホームの費用は利用する部屋のタイプも料金に影響します。スペースを共有する相部屋に比べて1人で利用できる個室は必然的に料金は高くなるのは否めません。
夫婦同室という形を取れば料金も抑えられる上に自宅と同じリラックスした生活を送ることができます。
夫婦同室の老人ホームを利用する上での注意点
需要の増加に伴って老人ホームの数も増えているとはいえ、夫婦での入居を許可している所は少ないのが実情です。
入居後に家族が気軽に面会に来られるように自宅から近い場所で探したけれど夫婦で入居可能な施設がないというケースも少なくありません。
運良く住んでいる地域に同室可の老人ホームがあっても満室で入居までしばらく待たされてしまうという事例もあります。
同室サービスがない場合の対応策
同時入居は許可されていても夫婦での同室は認められていない場合には、それぞれ別の部屋で暮らすという方法もあります。
老人ホームでは買い物や旅行といった外に出る時は事前の許可が必要ですが、施設内の移動に関しては大半の所が制限を設けていません。
別々の部屋で暮らしていても自由時間に共有スペースなどで気軽に会うことができます。
同じ部屋を利用する場合の月額費用の相場
2人同室で暮らす場合の費用の相場は都市部の入居費用の平均相場は月額45万円前後、地方で20万円弱と言われています。
それぞれが個室を利用した時の費用よりも数万円以上安くなるケースも珍しくありません。
万が一どちらか亡くなった時は残された人は改めて個室契約をして移動する、もしくは別の人を入居させて相部屋として利用する形になります。
まとめ 許可の有無と料金を比較する
老人ホームの月額費用は地域だけでなく、施設の規模や提供されるサービスも大きく影響します。
サービスが充実していれば快適に暮らすことはできますが、その分費用が高くなるのは否めません。
夫婦での同居を検討している人は同室の許可を確認するのはもちろん、長期の利用で負担となる月額料金の比較検討をすることも重要になります。
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